72.白

 手塚家の一室。
 数学の予習中だった手塚は、区切りのいいページまで終えて、ふと壁の時計を見た。
 もうすでに夜中の十二時を回っている。
(……こんな時間か)
 予習復習の時間は毎日の生活リズムの中にしっかり組み込まれている。だが今日は普段より多少量が多く、そして始めるのも少し遅くなった。それと言うのも友人が遊びに来ていたからだ。

「………………」
 手塚は半眼になって宙を睨みつけた。

 ……より正しく言うと、その友人は……不二は、「遊びに来た」とは言い難い。
 「予習で聞きたいところがあるんだけど」と言って学校帰りに手塚家に寄った不二は、家に誰もいないことを口実に迫ってきた。あとはいつもおなじみのパターンだ。気がつけばベッドに押し倒されて……。
「…………ッ」
 そこまで思い出して、手塚は俯いて片手で机を叩いた。まだ下半身に気だるい何かが残っている。
 不二に対してこうも流されやすくなっている自分を恥じるが、後の祭りである。

 とうの不二は情事の後をきっちり片付けると、手塚の両親が帰ってきた辺りで何食わぬ顔で帰っていった。
 残されたのは今日の予定を狂わされた手塚だけだった。

(……まったく、あいつは……)
 溜息をつきながら頭を抱える。
 こちらが甘い顔をしているからと言って、調子に乗りすぎではないだろうか。おかげで手塚は文字通り受難の日々を過ごしている。
 だが、不二のやることに強く反対も出来ない自分自身もまた困りものなのである。
 その理由を、手塚は深く考えてはいなかったが。

(……あいつが、あんな風でなければ良いのだ)
 機会さえあればどこでもいつでも無理やり行為に及ぶようなこととか、何かと自分にベタベタ絡んでくるようなことさえなければ、もっと。
 そこまで考えて、手塚はふと思考を止めた。
 もっと、何だと言うのだろうか。

 答えを思いつく前に、不意に再び時計の方に視線が行った。
 そろそろ寝なくては明日の朝練に差し障る時間だ。
 手塚は一度ぐっと背筋を伸ばし、椅子から立ち上がろうとした。
 その時だった。

<……手塚君、手塚君>
「……!?」
 どこからともなく声が響いた。しかもよく知っている声だったので思わず目を見開いた。
 自分が一年生の時に非常に世話になった、部活の部長だ。
 しかし、慌てて椅子から立ち上がって部屋を見回すが、その声の持ち主の姿など見当たらなかった。
 聞き間違いか、と思ったが、自分があの人の声を聞き間違えるとは思えない。
 だが、そもそも、深夜であるのにこの部屋にいきなりあの人が来るわけも無い。

 混乱している手塚の耳に、再び同じ声が今度ははっきりと聞こえた。
<ここですよー。手塚君>
「…………?」
 「ここですよ」と声がする方を確認する。だが、それは自分が今まで勉強していた机の上だ。そんなところに人がいるはずが無い。ましてや、あの人が。
 だが手塚の常識は覆されえた。

「…………!!!!!」
<はじめまして、手塚君>

 声の主は確かに、机の上にいた。
 ただし全長30cmで。
 顔は確かに手塚の良く知っているあの人だ。
 だが、白い貫頭衣を頭から被り、背中からは昆虫のような半透明の羽が四枚生えている。
 頭からは二本、先端に球体の付いた触覚のような何かが出ている。

 手塚のボキャブラリーでそれを表現するならば、おそらく、こうなるだろう。
 童話に出てくる、妖精、と。
 だがしかし、顔は尊敬するあの部長だ。
 ご丁寧に眼鏡も無精髭もそのまま。

「……大和、部長?」
 手塚は一応、疑問形でそう名前を読んだ。
<いいえ、僕は妖精です>
「しかし……」
 やはり妖精らしいが、見た目はどうみたって大和祐大30cmバージョンだ。
<手塚君に信用してもらうために、君の最も信頼する人間の外見を借りています>
「……そう、ですか」
 どう反応してよいか解らず、思わず敬語で答えた手塚だった。例え初対面の不審な妖精でも大和の外見をしている限り、言葉を崩すのは躊躇われた。

<さて、本題ですが、手塚君はテニス部部長に青春学園生徒会長に……非常に毎日頑張っていますね。とても素晴らしいと思います>
「い、いえ……」
 手塚は僅かに照れた。謎の妖精は大和の顔で微笑んでいる。その顔で誉められるとどうしても照れてしまった。
<そんな頑張っている手塚君ですが、実は一つ、悩みがありますね>
「…………?」
<ずばり、友人関係です>
 手塚はわずかに目を丸くした。そのとおりだ。
 性行為にまで及んでいる相手が友人なのかどうかはとにかく、不二のことで自分は悩んでいる。
「お、おっしゃる、とおりです……」
<不二君がもう少し性的に成熟してなくて、大人しければよいのに、と思っていますね?>
「は、はい……」
 手塚は素直に肯定した。確かに不二が今より多少大人しければ、どれだけ自分が救われるか解らない。
 それを見て、丸眼鏡の妖精はにこりと微笑んだ。

<解りました。では頑張っている手塚君に、ご褒美を上げましょう……理想の不二君、です>
 妖精がそう言うと共に、手塚の視界が白く濁っていった。

          :*:・。,☆゚'・:*:・。,★,。・:*:・゚'☆,。・:*:

 気がつくと、手塚は学校にいた。
「………………?」
 どうしてこんな場所にいるのか解らない。だが、いままでどうも変な夢を見ていた気がする。大和そっくりの妖精が出てきた夢だ。夢に大和が出てくるのはとにかく、それが妖精であるというのはどういうことだろうか。かなり疲れているのかもしれない、と手塚はその場に止まって悩みこんだ。

 と、その時、後ろから名前を呼ばれた。

「手塚? どうしたの、立ち止まって……」

 その声を聞いて思わず条件反射で振り向いた。
 声は不二のものだ、とすぐにわかった。だが、いつもと少しトーンが違う。
 なんと言うか……大人しい。

 廊下の先に視線をやると、確かに不二がいた。いつもに増してにこにこと微笑んでいる。
 茶色の髪は長めで小走りに駆け寄ってくるたびにさらさらとゆれている。いつも笑みを絶やさず、学ランさえ着ていなければ女子生徒にも見間違えられそうな、端整な外見の持ち主だ。
 ……しかしそれは内面を知らなければ言えることである。
 その朗らかな微笑の下に常識外れの腹黒い思考を隠し持っている天使の顔をした悪魔、それが青学テニス部における天才の位置付けだった。
 今もそうだ。不二がひときわ爽やかな笑みを浮かべている時と言うのは、たいてい、何か企んでいる時だ。
 手塚はそれを経験上知っていた。

 だから思わず硬直した。
「……ふ、不二……」
 目の前に不二がやってきても、口が上手く動かなくてそれだけしか言えなかった。
「どうしたの、こんなところで」
 不二は軽く首を傾げた。
 微笑は絶やしていない。

 その笑みにわずかに、手塚は普段とは違うものを感じた。
(……おかしい……)
 今日の不二には、滲み出るような禍々しい何かが無い。全く邪気を感じられない。
 本当ににっこりと微笑んでいるだけだ。
 たらり、と背筋に冷や汗が流れる。
(大人しい……大人しすぎる……)

 そう思った瞬間、夢の内容を思い出した。
 大和の姿をした妖精は、確かにこのようなことを言ったのだ。

 ――不二君がもう少し、大人しければよいのに、と……

「……!?」

<そういうこと、です>
 再び、どこからか大和の声が聞こえた。
 いや、大和のものではない。それは妖精の声とさすがの手塚もすぐに理解した。
 姿こそ見えないが、どこかにいるらしい。
<今手塚君がいる世界は可能世界、ありうる世界の一つのパターンです>
(……どういう意味、ですか……?)
 妖精が言っていることがいまいちよく解らなかったので手塚は首を傾げた。
<ええとですね、例えばもしも自分が別の存在だったら……とか、そういうことを考えたことはありませんか?>
 声には出さずに考えただけだが、妖精には通じていたらしい。説明を始めてくれた。
<例えば、もしも手塚君がテニスをしていなかったら、どうだったか……などです。それはある一つの世界においては、自分が……今の例なら手塚君が、すでにテニスをしている存在である以上、別の世界を考えることはただの仮定に過ぎませんが、自分がまったく別の存在でありうる……テニスをしていない手塚君のいる世界も存在しうるんです。そのような様々な存在しうる仮定の世界を可能世界、と呼びます。要はパラレルワールドです>
(………………)
 説明のための長台詞が大和らしいな、と手塚はどうでもいいことを考えていたが、一応、妖精の言っていることはつかめた。
(……つまり、この世界はその可能世界とやらの一つで、それは不二が大人しいという世界なんですね)
 どこからか小さく拍手の音が聞こえた。
<所謂『白不二』と呼ばれる不二君です。ちなみに君が元いた世界の不二君は『黒不二』になりますね>
(…………………………)
 その『白不二』『黒不二』とやらが何かはわからなかったが、手塚はとにかく納得することにした。
 つまりまあ簡単に言えば、今目の前にいる不二は、いつもの不二とは性格が違うのだ。
 それだけ了解しておけばなんとかなるだろう。

「……手塚? ぼーっとしちゃって、どうしたの?」
 心配そうに不二は手塚の様子をうかがった。
 妖精との会話は聞こえていなかったようなので手塚は少し安心した。
 しかし、不二はまだ、手塚の顔を覗きこんで困ったように眉を寄せている。

「……ひょっとして、気分でも悪い?」
 不二はそう言うと、そっと自分の右手を手塚の額に当てた。
 あまりにも自然に手を当てられたので、手塚は抵抗するのを忘れていた。
 白い指はやけにひんやりとしていて、何故か妙に気持ちよかった。

 少しして、不二はすっと指を離した。
「……熱は、無いみたいだね」
 よかった、と心底嬉しそうに微笑む不二に、手塚は思わず見とれた。
 何故か胸の奥が熱くなる。

 もしもいつもの不二ならば、まずおでことおでこで熱を測るだの言い出すに違いない。
 その後熱があろうがなかろうが病気だなんだと騒ぎ立てて保健室に連れて行かれてお約束どおりに情事に及ぶ羽目になるはずなのに。
 額に手を当てただけで終わるなんて。
 さすが白不二。
 自分の身体を本気で心配してくれている心の清らかさに、手塚は一種の感激すら覚えた。
 まじまじと珍しいものを見るかのように白不二を眺めた。

「…………!」
 突然、不二の頬にかあっと赤味が差した。
 それを見た手塚も思わず顔を赤らめる。
 あたふたとしながら、どちらからともなくさっと顔を背けた。
「ご、ごめんね、いきなりおでこ触ったりしたらびっくりするよね……?」
「そんなことは……」
 こう答えながら、手塚は目を見張る思いだった。
 たかがおでこに触れたぐらいで謝ってくる不二の反応が実に新鮮だった。

 なんとか照れを抑えた不二は、再び手塚の方を伺った。
「大丈夫みたいだけど…………でも無茶しちゃダメだよ。それでなくても君は一人で背負い込みすぎるんだから」
 唇を尖らせて不二はそう言ったあと、ふっと伏目がちになって寂しげに笑った。
「……たまには、僕にも頼って欲しいんだけど」

 その切ない表情に、手塚は目を奪われた。
 思いがけず不二に見とれる。

 手塚の視線に気付いたのか、不二もちらっと顔を上げた。
「…………」
 二人の視線が交わる。

「……あのね」
「あのな」
 二人同時に話し掛ける。
「ご、ごめん。先に……」
「いや、お前の方から」
「え、でもつまらない話だから……いいよ後で」
「お、俺もそうだ……」
 二人は再び黙り込んだ。

 沈黙に耐え切れなくなって、不二の方が先に声を発した。
「ご、ごめんね」
「い、いや、こちらこそすまない」
 しかし、何故かぎくしゃくとしてしまう。

(…………な、なんだ…………)
 手塚は不二から目を反らしながら、さっと心臓に手を当てた。
 胸の鼓動は妙に速い。
 どきどきと高鳴っている。
(……あ、あいつが顔を赤くしたりするからだ……)
 つい責任転嫁した。
 あんな可愛げのある不二など、始めて見た。
 いつも自分を押し倒して何をしようとふてぶてしいほどであるのに。
 恐るべし白不二。
 そして手塚は、そんな自分の反応に不可解なものを感じ初めていた。

 だが、視線を反らした手塚を、不二が寂しげに見ていることに、手塚は気がついていなかった。
「……手塚……」
 名前を呼ばれたことには気づいた。
 だが、顔が赤いのでまともに視線を合わせられないまま、手塚は答えた。
「な、なんだ……」
 不二は少し震える声でこう言った。

「……やっぱり、僕じゃ頼りにならない?」
「…………!?」
「君の支えには、なれない……?」
 不二は悲しそうな瞳で手塚の方を見ていた。

 突然不二がそんなことを言った意味が、手塚はわからなくて慌てた。
「い、いきなり……なんのことだっ!?」
「だって、僕が『僕に頼って欲しい』って言ったら、手塚、驚いてたし……目も背けるし……」
「そ……そんなことは……」
 あれは不二の殊勝な言動が珍しくて慌てただけである。
 目を背けたのも不二に急に普段なら感じない照れを感じたからだ。
 だが、不二はそれらをネガティブな意味で取ったらしい。
 手塚は否定しようとしたが、その先手を取って不二が口を開いた。

「いいよ、気にしなくて……そんなこと解ってたから」
「……!?」
「……君が大和部長から託された『青学の柱』を継がせたのは越前だし。僕はテニスで、何も君の支えになってないから」
 不二はそう言うと、顔を上げて微笑んだ。
 奇麗な顔で。
「君の一番大切な、テニスで」
「………………」
 その言葉を聞いて、手塚は言葉を飲んだ。
 何も言い返せなかった。
 ただ不二は微笑んでいた。
「……解ってたから、別にいいんだ」
「不二」
「ごめんね、変なこと言っちゃって」

          :*:・。,☆゚'・:*:・。,★,。・:*:・゚'☆,。・:*:

 やがて予鈴がなって、不二は自分の教室に戻っていった。
 手塚も教室に入り、自分の席に座った。
(……疲れた)
 教科書を開きながら、手塚は正直にそう思った。
 この世界の不二は、なんと言うか清らかで大人し過ぎて、妙に会話に苦労した。
 素直に自分のことを心配してくれる態度や、妙に可愛げのある様子に、ただ慣れていないせいだけだろうか。

<どうですか? 『白不二』君は>
 再び大和、もとい妖精の声がした。
<手塚君の理想の不二君でしょう?>
 妖精にそう言われて手塚は悩んだ。
(………………)

 これが理想の不二、なのだろうか。
 そう言われると、何か違う気もする。

 確かに白不二は大人しいし、いつもと違って隙さえあればすぐにコトに及ぼうとしないし、優しいし、邪気も無いし、手塚にとってはよいことづくめである気もする。
 多分こんな不二が相手なら、自分だって、もっと。

 だが、何かが引っかかる。

(……この世界の不二も、元の世界の不二も、根本的には、同じものなんでしょうか?)
 そう妖精に問い掛けるが、妖精は<さあ?>と答えただけだった。
<可能世界では、不二君そのものが存在しない世界や手塚君そのものが存在しない世界もありうる訳ですから。根本的に同じ人間がいるとは言い切れません>
 頭を抱えて手塚は考え込んだ。
 この世界の不二も、元の世界の不二も、同じように感じられたからだ。

 不二は自分が一番大切なテニスにおいて、自分の支えになれないことを知っている。
 だから、そのことを諦めている。
 その上で起こす行動が違うだけで、不二は二人とも、結局、同じなのだと。

 それに、もう一つ、気になることがある。
(……理想の不二、などという言い方は、おかしいのではないでしょうか?)
<……?>
(俺は、理想のあいつを求めたいわけではないんです)

 他人に自分の理想を求めることは、結局、相手を他人として見ていないことにならないか。
 だが人と付き合うというのは、そういうことではないのではないか。
 上手くは言えないが、少なくとも、自分の場合はそうだ。
 自分に都合のいい不二を求めたいわけではない。

(……それでは、あいつに失礼だ)

<……そうですか>

 吹っ切れた手塚に、妖精は優しい声でそう言った。

<……ならば、戻りましょうか>

             :*:・。,☆゚'・:*:・。,★,。・:*:・゚'☆,。・:*:

 再び気付いた時、手塚は自室のベッドの中にいた。
「……?」
 すでに窓の外は明るくなりつつある。時計で時間を確認すると、いつもの起床時刻を少しだけ過ぎただった。今日も朝練があるが、このぐらいなら間に合うだろう。自分の習慣に内心感謝した。

 変な夢を見ていたことだけは覚えている。
 性格の違う不二のいる世界の夢、だ。
 夢の中の不二はやけに大人しくて可愛げがあった。自分に触れただけで顔を赤らめるような不二だった。

 だが、それ以上、あまり深く思い出せなかった。
 自分が何を考えていたのか。
 何か、大切なことだったような気はするのだが。

 ぼんやりとそんなことを考えながら学校に向かった。
 部室にはすでにほとんどの部員が来ていた。遅刻こそしなかったものの、手塚がこれほど遅く来るのは珍しいことだったので注目を浴びた。

「……手塚。おはよう」

 いつもの笑みで不二が近寄ってくる。
 穏やかさと熾烈さを両方併せ持った、なんとも扱い難い人物。自分とはきっと永遠に分かり合えないだろう存在。
 だが、だからこそ、付き合いがいがあると言うものだ。

「ああ」
「遅かったね、どうしたの?」
「……いや、なんでもない」
 さすがに、本人を前にして、夢の内容は答えられなかった。
 だから顔を背けた。

 自分から目をそらした手塚を不二は訝しげにうかがった。
「…………ひょっとして、昨日のアレ?」
「………………」
「ごめんね? 時間無いって言うから、ちょっと無理やり…………って痛!!!」

 思わず不二の頭を拳で殴りつけた。

「そうではない!!!」
「えー……だって昨日の今日で手塚が遅刻する理由なんてそれしか……」
「……黙れ!!!」
 こぶを抱える不二に、手塚は息を切らせて叫んだ。

 ……やはり、少しぐらい、あの夢の中の可愛げが欲しい。
 心底そう思った手塚だった。


途中ちょっとシリアスですが……要はギャグで白不二が書きたかっただけなんです……妖精さんとか……
てな訳で当サイト始まって以来の純白不二子です。やったよ今夜はお赤飯だ!(謎)
実際、うちの不二子は黒そうに見えて実は割と白(灰色?)、のつもりで書いてるんですが(え)……手塚からすれば黒一色だろうな、とも思います。

また夢オチだったり「お願いかなえます」だったり……何度やれば気が済むんだか……って気はしますが……。
いっそこうなったら純白から漆黒まで濃淡取り揃えた不二ばかり用意してギャルゲーみたいなのやってみますか。手塚はどの不二を選ぶのか、とか?(違)

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